【Vol.256】今さら人に聞けないカンマの正しい打ち方

※本メルマガバックナンバーのコラムは、大前研一が自らが執筆・発行しているものではなく、

 本講座の専属ライターにてお届けさせていただいております。

■━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
┃ ┃ 『実践ビジネス英語講座』 メールマガジン     
┣━┛ 
┃    グローバルリーダーへの道          2017/03/16 配信
┃                   ★キャンペーン終了まであと4日★
┃                   『実践ビジネス英語講座』全コース
┃                    3/20まで受講料が【最大21%OFF】
┃                   ∟ http://bit.ly/2gAJt3u
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 今号のメルマガは日本人が勘違いして使いがちなカンマの打ち方の基本的
 ルールについてです。

 カンマ(,)は日本語の読点(、)に相当し、最も短い休止に使うのはみ
 なさんもよくご存知の通りです。カンマの打ち方にはルールがないようで
 実はルールが存在します。ところが学校の英語の授業では、句読点の打ち
 方についてはほとんど時間が割かれていないのが実情です。今号のメルマ
 ガでは、そのカンマの使い方に焦点を当てて、我々が普段良く使うもの、
 間違いやすいものについて、クイズ形式を交えながら、書籍『日本人のた
 めの英文ライティング即効薬-「そこそこ英語」から脱却!-』
 (KADOKAWA)から解説します。

 (1)“シリアルカンマ”の使い方
 下記の文章のどちらが正しいでしょうか?カンマにご注目ください。
 (A)I have my textbooks, stationary and lunch box in my backpack.
 (B)I have my textbooks, stationary, and lunch box in my backpack.
 (私のリュックの中には、教科書、文房具、そしてお弁当類が入っています)

 「andの前にカンマを打つのか打たないのか?」という問題ですね。上級
 者でもきっちりと押さえていないことがある例だとして同書は紹介してい
 ます。みなさんは日頃(A)(B)どちらと同じにカンマを打っているでし
 ょうか?

 正解は(B)です。アメリカ英語では「AとBとC」など3つ以上のもの列挙
 するとき、カンマを入れるというルールがあり、これをシリアルカンマ
 (serial comma)と言います。

 したがって、以下のようになります。
 2つ列挙するとき:A and B
 3つ列挙するとき:A, B, and C
 4つ列挙するとき:A, B, C, and D

 (2)日付にはカンマを打つとき、打たないときがある
 次の問題です。下記の文章のうち、どちらが正しいでしょうか?この問題
 もカンマに注目してください。

 (C)Andrew met his wife on November 5, 2005 in Sacramento, California.
 (D)Andrew met his wife on November 5, 2005, in Sacramento, California.
 (アンドリューは2005年11月5日にカリフォルニア州サクラメントで出会い
 ました)

 カンマをどこに打てばいいのかをあいまいに覚えている方も多いと思いま
 すが、年月日を書くときは、年の前と後ろの両方にカンマを打って年をカ
 ンマで挟む格好になります。よって、正解は(D)です。前のカンマを打
 つ方は多いと思いますが、後ろに打つべきカンマが抜けやすいので注意が
 必要です。ちなみに、以下でしたらどうでしょう?

 (E)Andrew met his wife in November 2005 in Sacramento, California.
 (F)Andrew met his wife in November, 2005 in Sacramento, California.
 (G)Andrew met his wife in November, 2005, in Sacramento, California.
 (アンドリューは2005年11月にカリフォルニア州サクラメントで出会いました)

 ややこしいことに、「月+年」になると2005の前後に打ったカンマが不要
 になります。正解は(E)です。年の場合は前置詞もonではなく、inにな
 りますね。

 (3)文頭に3語以上の句が入るときはカンマを打つ
 「~するために」などから始まる文章で「In order to~,」とカンマが打
 たれているのに気がついている方も多いと思います。このようなものにも
 ルールがあり、3語以上の句が文頭に来る場合はカンマが必要です。

 (H)In order to reduce delivery cost, we decided to visit our vendors.
 (配達コストを下げるため、われわれが業者を訪問することにしました)
 (I)For further information, please contact the local tax office.
 (詳細は最寄りの税務署にお尋ねください)

 上記で(1)~(3)までは名詞についてのカンマの打ち方をみてきまし
 た、次は形容詞に関するルールです

 (4)形容詞を2つ列挙する場合、andの代わりにカンマを打つことが
    ある
 さっそく例文でみてみましょう。

 (J)My dog has long golden hair.
 (K)My dog has long, golden hair.
 (私の犬は長い金色の毛をしています)

 上記のようにlongとgoldenは「長くて金色の(long and golden)とandでつ 
 ないでも自然な場合は、カンマを打つことができます。(K)が正解です。
 (J)は不正解とは言わないまでも△だと同書では評価しています。

 (L)We stayed at an expensive seaside hotel.
 (M)We stayed at an expensive, seaside hotel.
 (私たちは海に臨んだ高級ホテルに泊まりました)

 上記の文章のexpensiveとseasideは「値段が高くて海辺の」というと不自
 然なので、「andでつなげられない」と考え、カンマは打ちません。正解
 は(L)です。日本人の感覚からは少々難しいところですが、犬の毛がlong
 でgoldenと同じような性質を表す形容詞を列挙するならカンマを打ち、
 expensiveとseasideと異質な形容詞を列挙するならカンマを打たないと考
 えるのが良いと同書はアドバイスします。

 いかがでしたでしょうか。
 たかがカンマ、されどカンマ…意外と細かいルールが決められているもの
 なのですね。メルマガ筆者もカンマの打ち方にもルールがあること自体を
 知らなかったので、見よう見まねで今まではカンマを使ってきたわけです
 が、「細かなルールが存在する」ということであればそれに従うまでです
 ね。正しいルールを知って、自信を持ってカンマを打ちましょう。

 ◆ソース◆
 ============================================
 『日本人のための英文ライティング即効薬
 -「そこそこ英語」から脱却!-』(KADOKAWA)
 https://www.amazon.co.jp/dp/4046013524/
 pp.186-187
 ============================================

 

【Vol.255】その英語、“直球”すぎませんか?

※本メルマガバックナンバーのコラムは、大前研一が自らが執筆・発行しているものではなく、

 本講座の専属ライターにてお届けさせていただいております。

■━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
┃ ┃ 『実践ビジネス英語講座』 メールマガジン     
┣━┛ 
┃    グローバルリーダーへの道          2017/03/09 配信
┃                   ★キャンペーン実施中!★
┃                   『実践ビジネス英語講座』全コース
┃                    3/20まで受講料が【最大21%OFF】
┃                   ∟ http://bit.ly/2gAJt3u
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 今号のメルマガは言い方が“直球”すぎるため、ビジネス英会話には使う
 べきでない表現についてです。ビジネス英会話においては「通じれば良い」
 というものではなく、日本語と同等以上に敬語を多用しなければならない
 という話です。Can you~、Will you~、 Could you~、Would you~、
 I wonder if~、Would you mind~を先頭につければ、上記のそれぞれに
 微妙なニュアンスの違いこそあるものの、大きな失礼にはなりません。書
 籍『ビジネス英語の敬語  微妙なニュアンスを英語で伝える、状況に応じ
 た丁寧表現』(クロスメディア・ランゲージ)でもそうした英語の敬語につ
 いての内容が主に記されています。同書の記述の中で興味深いのは、敬語
 表現ではなくむしろそれに対比して「NG表現」として「使用すると相手に
 不快感を与えたり、ビジネスに悪影響を与えたりする可能性が高いので、
 使用すべきでない表現」が取り上げられている点です。乱暴な表現という
 ものをビジネス英会話の中で意図的に使うことはないと思いますが、「カ
 ジュアルな表現かな?」くらいに日本人感覚で考えていがちな“普通”の
 英語が、同書を読むと「NG表現」に多く分類されており、冷や汗が出まし
 た。当方の意図に反して、先方が「失礼な!」と不快に受け止めてしまう
 としたら不本意ですので、「これは失礼な英語表現」というものをしっか
 りと認識しておいて、無意識のうちに使わないようにしたいものです。
 それではさっそく、その「NG表現」について同書から抜き出して見てみま
 しょう。

 (1)聞き返すときの表現:

 ≪NG表現≫
 Once more, please.
 (もう一度お願いします。)

 文章の最後にではありますが、“please”をつけていますし、一見すると
 丁寧な表現に感じるかもしれません。メルマガ筆者も使うことがありまし
 た。しかしながら文章自体は命令文であることから、ビジネス英会話には
 使わないように同書ではアドバイスしています。

 念のため、フォーマルな表現は以下の通りです。

 ≪わりとフォーマル≫
 Would you please repeat that?
 (そのことをもう一度言っていただけますでしょうか?)

 Would you~で始めて、pleaseも入っていますので、「かなり」フォーマル
 な言い方なように日本人には感じますが、これで「わりと」フォーマルで
 す。

 ≪かなりフォーマル≫
 Would you mind repeating what you've just said?
 (たった今おっしゃったことを再度言っていただいても構いませんでしょう
 か?)

 上記のWould you please~よりもフォーマルな尋ね方がWould you mind 
 ~ing?ですので、同書によればこの表現を使えば相手に対して悪い印象を
 与えることはありません。

 ちなみに、同書によると、Once more, please.は下記の≪カジュアル≫のレ
 ベルよりもさらにくだけている表現だということなので、ビジネスでは使わ
 ないほうが無難なことがよくわかりますね。

 ≪カジュアル≫
 I'm sorry, I don't understand.
 (申し訳ありません。理解できません。)
 謝ってはいますが、これでもビジネス英会話で使う表現としては少し丁寧さ
 に欠くので、使わないほうが無難です。

 (2)相手の「言っていることが違う」と言いたい場合の表現:

 ≪NG表現》
 You said you were going to deliver the products yesterday.
 (あなたは昨日納品すると言いました。)

 このように言うと、納期遅れが相手の非であると直接糾弾していることにな
 ってしまいます。その結果、相手は態度を硬化させて「いや、言っていませ
 ん」などと言い訳をしたくなるものですね。当方の思いついたままを英語で
 表現したのでは、相手を悩ませたり、怒らせたりする可能性がある――とい
 う場合には、受動態を使います。それにより、相手を非難しているのではな
 く、「一般論として言っているのだけれど」というニュアンスを伝えること
 ができます。受動態というオブラートに包んでやんわりと伝えることにより、
 相手としても指摘されたことを自分に対する攻撃ではなくあくまで一般論と
 して受け入れやすくなるというわけです。

 ≪わりとフォーマル≫
 It was understood that you were going to deliver the products 
 yesterday.
 (昨日納品いただけると予定だと理解していました。)

 It was understood that~と受動態の過去形を使うことにより、相手を直接
 責めるのではなく、「(that以下)ということで理解しておりました」と遠ま
 わしに言っています。こうすることでフォーマルさを表現することができる
 わけですね。

 いかがでしたでしょうか。
 学校時代の英作文では日本語からの“直球直訳”で合格点がもらえましたし、
 「YesとNoがはっきりしている文化」ということをよく聞かされた記憶があり、
 「英語は“直球直訳”で話して構わないのだ」と誤解しがちですが、実践ビ
 ジネス英語講座(PEGL)で総監修を行う学長・大前研一は、「間違いである」
 と強調し、英語には深みとニュアンスがあり、それをTPOによって微妙に使い
 分けねばならないと指摘しています。我々はこれまで、英語にも敬語が存在し、
 それを使うのだということを、それほど力を入れて学んでこなかったのではな
 いでしょうか。「ビジネスにも使える英会話」として勝手に思い込んでいる表
 現が実は「NG」だったりすることがあるのですね。ビジネス英会話では日本人
 が「丁寧すぎる」と思うぐらいの英語でちょうど良い敬語表現になるのだと同
 書を読んで感じました。みなさんは、ビジネス英会話で敬語をどれくらい意識
 して使っていますか?

 ◆ソース◆
 ============================================
 『ビジネス英語の敬語  微妙なニュアンスを英語で伝える、
 状況に応じた丁寧表現』
 (クロスメディア・ランゲージ)
 https://www.amazon.co.jp/dp/4844377531/
 pp.22、43-44、
 ============================================ 

【Vol.254】メンタルコーチによる英文筆写のススメ

※本メルマガバックナンバーのコラムは、大前研一が自らが執筆・発行しているものではなく、

 本講座の専属ライターにてお届けさせていただいております。

■━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
┃ ┃ 『実践ビジネス英語講座』 メールマガジン     
┣━┛ 
┃    グローバルリーダーへの道          2017/03/02 配信
┃                   ★春のWチャンスキャンペーン!★
┃                   『実践ビジネス英語講座』全コース
┃                    3/20まで受講料が【最大21%OFF】
┃                   ∟ http://bit.ly/2gAJt3u
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 
 今号のメルマガは、writingを楽しくする「英文の筆写のススメ」につい
 てです。PCへのキーボード入力ではなく、「実際に手を動かし文字として
 筆記することに意味がある」のだと書籍『人生を変える最強の英語習慣』
 (祥伝社)の中で著者の三浦将氏は述べています。PCではなく「紙と鉛筆を
 使う」ことを薦める同書を本メルマガで紹介するうえで最初にお断りして
 おかなければならないのは、三浦氏が英語の専門家ではなく、メンタルコ
 ーチの専門家であるということです。書名からは英語学習法関連書籍のよ
 うにも読めますが、同書に書いてある内容もいわゆる英語学習書とは違い
 英語がほとんど出てきません。筆写をすすめている英語学習書には初めて
 出会いましたので、紹介してみたいと思います。

 同書の中で一貫して三浦氏が書いているのは、英語の学習を“気が重くな
 るような、お勉強モードにしない”ということです。勉強が大好きな人は
 別として、勉強モードになって気が重くなってしまうと、なかなか続ける
 ことができず、英語習慣も身につきません。英語で身につけたいスキルの
 うち、writingを例にとり、いかに楽しくするかを同書が紹介しています。

 ◆おしゃれな空間と良質の文房具で“スタイリッシュな私”を演出

 同書が薦めるのは、PCへのキーボード入力ではなく、筆記で書き写すこと
 (筆写)です。お気に入りの英文を、鉛筆やボールペンを使って、A4判の紙
 などの上に実際に書くわけです。

 書き写す対象の英文は大好きな映画のセリフでも、大好きな英語の曲の歌
 詞でも、お気に入りの詩でも構いません。筆写する学習場所なのですが、
 家の中ではなく、お気に入りのカフェや公園などのおしゃれだったり雰囲
 気のある場所を選ぶことをメンタルコーチの三浦氏はすすめます。

 三浦氏がwriting学習に取り入れて重要視するのは、“特別感”です。
 Writingしている間「自分は今、特別な時間を過ごしているんだ」という
 充実感です。使う筆も、ちょっと贅沢して、お気に入りの万年筆のような
 1本を購入することにより、“特別感”を演出できるといいます。実際に
 やってみると、この筆写の時間が大切で特別な時間に感じられると言いま
 す。

 スターバックスなどのカフェでノートPCを開いている人はよく見かけます
 が、素敵なペンを使っておしゃれなノートに英語で何かを書いているよう
 な日本人はほとんど見かけなくなりました。筆写している自分の姿を、自
 分の時間を大切に味わっているようで、なかなかスタイリッシュだと自画
 自賛できるなら、そんな“スタイリッシュな自分”に酔うことが英語学習
 に効果があるという考え方を三浦氏はしています。そんな学習法もあるの
 ですね。

 ◆「楽しいからやる」という境地(“無意識学習”)にまで達することがで
   きればしめたもの

 楽しみながらたくさん筆写していくと、次第に英語の感覚がつかめてくる
 と三浦氏は言います。PCへのキーボード入力ではなく、実際に文字として
 書いてみるという手作業に意味があります。このことで、英語特有の感覚
 をつかみやすくなるのだと言います。そして、記憶への定着もより確かな
 ものになります。

 英語と日本語は基本的に文章構成の順番が違うことが多いのですが、「英
 語ならでは」の文章構成の感覚を、SVOCというような文型の形で、頭で覚
 えている文法を越え、実際にたくさんの文章を筆記することにより、体に
 染み込ませるという学習になります。

 筆写していくと、セリフも自然に覚えます。覚えたら、その映画のビデオ
 を流してシャドーイングをやってみます。驚くほどスムーズにセリフが出
 てくることに感動すら覚えるのだと三浦氏は言います。筆写したらその曲
 を実際にカラオケで歌ってみることも三浦氏は薦めます。

 たくさん筆写すればするほど、レパートリーも増え、同時にwriting力も
 上がり、英語特有の感覚も体に染み付いてきます。これらをやることの成
 果などを考えずに、「楽しいからやる」という境地にまで達することがで
 きれば、知らないうちにものすごい成果をあげていることになるといいま
 す。“無意識学習”に近い感覚で英語を上達させることができるようにな
 る一つの方法です。

 いかがでしたでしょうか。
 “使命感”に燃えて、必死に取り組む英語学習も良いのですが、雰囲気作
 りによって気分を変えることがでるのなら、明るいものにするに越したこ
 とはありませんね。2016年11月に本メルマガで紹介したことがある『TOEIC
 満点の心理カウンセラーが教える 自分を操る英語勉強法』(総合法令出版)
 という書籍も、心理カウンセラーの別の著者が「心理学的アプローチから
 書いた」と謳っていました。今回紹介した書籍を併せ、両著者たちは英語
 教育法に「NLP(神経言語プログラミング)」という理論を活用したものと
 いうことで、比較的似た内容の書籍です(◆ソース◆のバックナンバー参
 照)。英語を「楽しいからやる」という境地にもっていく心理学的アプロ
 ーチに興味がある人は併せて読んでみてはいかがでしょうか。

 ◆ソース◆
 ============================================
 『人生を変える最強の英語習慣』
 https://www.amazon.co.jp/dp/4396615868/
 pp.190-192

 【Vol.237】英会話力を“心理学的に”上達させる方法
 http://pegl.ldblog.jp/archives/48779616.html
 ============================================ 

【Vol.253】I think that~の正しい使い方

※本メルマガバックナンバーのコラムは、大前研一が自らが執筆・発行しているものではなく、

 本講座の専属ライターにてお届けさせていただいております。

■━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
┃ ┃ 『実践ビジネス英語講座』 メールマガジン     
┣━┛ 
┃    グローバルリーダーへの道          2017/02/23 配信
┃                   ★あと5日!キャンペーン実施中★
┃                   『実践ビジネス英語講座』全コース
┃                    2/28まで受講料が【最大21%OFF】
┃                   ∟ http://bit.ly/2gAJt3u
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 
 今号のメルマガはI think that~の正しい使い方についてです。
 「~だと思う」という具合に自分の考えを相手に伝えたいとき、最初の一
 言をどのような言葉から切り出すでしょうか?多くの日本人が使う代表的
 な表現の一つに、以下のようなものがあります。みなさんもちろんご存知
 の通りの英語です。

 I think that~
 この表現を「使ったことがない」という読者の人はおそらくいないのでは
 ないでしょうか?それくらい日常会話において頻繁に使う表現です。とこ
 ろが、書籍『仕事の英語 いますぐ話すためのアクション123』(すばる舎)
 によると、この表現は使い方を注意しなければならない点があるのだと言
 います。外国人との会議の場で何となく感じた思いつきをI think that~
 で切り出して話すと「なぜですか?」「根拠を言ってください」と質問攻
 めに遭うことがあるので、実は「避けるのが無難」な表現なのだと同書で
 はアドバイスしています。

 日本人同士で「私はこう思いますよ」という表現をよく使います。「こう
 だ」と断定的な言い方をしてしまうことにより「本当か?」「違うのでは
 ?」という反対意見を持つ人を作ってしまう恐れがあるからです。それを
 避けるため「断定するわけではない」ということを匂わす前置きをするこ
 とによって、無用の対立を避けるべく発言を和らげる目的で「私はこう思
 いますよ」を使うわけです。メルマガ筆者も口癖のように頻繁に「思う」
 を使ってしゃべったり書いたりしてしまいます(本メルマガ原稿を執筆し
 た後に読み直したときにもほとんど無意識に「思う」を使っていることに
 改めて気がつきました)。話の内容に確たる根拠がある場合もあれば、何
 となく「こうではないのかな」と感じただけの時にも使える、幅広いニュ
 アンスでオールマイティな表現という意味において、日本語ではごくごく
 普通に使うとても便利な表現ということが言えます。

 ところが、英語の「思う」には、確信度合いの強弱によっていくつもの種
 類があって、使い分けが必要なのだと同書はアドバイスします。確信度合
 いの強い順番から次のようになっています。

 (1)「確信があります」
     I'm convinced that~
 (2)「もし私に言わせていただくならば」「私だったら」
     I would say that~
 (3)「根拠や確信はないけれど、そうかもしれない」
     I guess that~ (ややカジュアル)
 (4)「ただの推測ですが」
     I assume that~ (「もし~なら」という前提条件を伴う)
 (5)「そんな気がする」
     I feel that~/It seems to me that~

 I think that~を使う場合はその後に続けてbecauseで理由を述べます。
 通常は根拠のある意見を言う時に使う表現です。自分の意見の確信度合い
 が上の(1)~(5)の中のどれに相当するかを見極めて、動詞を選ぶよ
 うにすると、聞き手からその場で裏付けを求められてしまって、冷や汗を
 かくような失態を演じてしまわずに済みます。

 ◆I think so./I don ‘t think so.は軽い相づちに使える

 軽い相づちとして、I think so. (そうだと思うな)/I don’t think so. 
 (そうだとは思わないな)を使いたい場合もあるのではないでしょうか。上
 のI think that~の説明からすると、軽い気持ちでthinkを相づちに使っ
 て良いものかどうか、少し不安になるかもしれませんが、ご安心ください。
 同書によるとI think so./I don’t think so.は深い理由なしに軽い気
 持ちで今まで通りに使えるようです。

 相づちとしてはReally?(本当?)などを、軽い気持ちでよく使いますが、
 同書によるとI don’t think so.にもそれほど強い意味はないということ
 です。下のような相づちと同じぐらい軽い気持ちで使え、リアクションと
 してきつすぎるということはそれほど考えなくても大丈夫のようです。

 Is that true? (それ本当?)
 What a surprise! (びっくり)
 I didn’t expect that. (それは想定外だった)
 No way. (ありえない)

 いかがでしたでしょうか。
 同書を読むまで筆者は確信度合いに関わらず上の(1)~(5)まで全部
 を区別せずにI think that~で表現していました。「Why (do you think 
 so)?」と理由を聞かれたことがあるような記憶も確かにあります。そのと
 きはその人がたまたま理由を知りたいのかなぐらいに軽く考えていたので
 あまり気に止めていませんでした。が、無意識的にI think that~を使っ
 ていたのかもしれません。日本語の「思う」とは違って、英語のI think 
 that~は意識的に使わないといけないんですね。
 みなさんは「~だと思う」と英語で表現するとき、確信度合いの強さに応
 じて動詞を使い分けていましたか?

 ◆ソース◆
 ============================================
 『仕事の英語 いますぐ話すためのアクション123』(すばる舎)
 https://www.amazon.co.jp/dp/4799105949/
 pp.72、163
 ============================================ 

【Vol.252】英語と日本語の「主語」に対する違い

※本メルマガバックナンバーのコラムは、大前研一が自らが執筆・発行しているものではなく、

 本講座の専属ライターにてお届けさせていただいております。

■━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
┃ ┃ 『実践ビジネス英語講座』 メールマガジン     
┣━┛ 
┃    グローバルリーダーへの道          2017/02/16 配信
┃                   ★2/20・2/22追加開催決定!★
┃                   『実践ビジネス英語講座』
┃                    オンライン説明会・申込受付中!
┃                   ∟ http://bit.ly/2fWyOCh
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 今号のメルマガのテーマは、「主語」についてです。よく、日本語は主語
 が省略されがちだとも言われていますが、そもそも「英語と日本語では、
 主語に対する考え方は大きく異なるのだ」と、高杉尚孝事務所代表、筑波
 大学院客員教授でもあり、ビジネス・ブレークスルーでも数々の講義映像
 に出演する高杉尚孝氏は言います。今回は、同氏が執筆した書籍『英語ビ
 ジネスドキュメント・ライティングの技術』(日本経済新聞出版社)から解
 説します。

 ◆英語は、抽象名詞、抽象概念が使役動詞(let、make、have、get)を使っ
  て対象に働きかける(他動性)

 英語の文章を読んだり、聞いたりしていると、“日本語では主語になりえ
 ないようなものが主語にくること”に、面食らうことがあります。「たま
 たま、執筆者がそのようなわかりにくい文章を書く癖を持っている人なの
 かな」と釈然としていませんでしたが、高杉氏によると、英語の世界観の
 違いによるもののようです。世界観の違いについては同書を読んでいただ
 くとして、主語に対する感覚の違いについてだけ典型的な例文を使って説
 明します。

 (1)The lack of debt capacity is preventing XYZ Corp. from 
    investing in the new business.

 The lack of debt capacity(借入能力の欠如)という抽象概念が、XYZ社が
 新規事業に投資することを妨げている(preventing from)という表現になっ
 ています。こうした英文を自分で頭の中で意味をとりながら読んでも「な
 んだか違和感がある日本語だな」と感じ、それほど難解な単語が出てくる
 ような英文でないとしても意味が頭の中にすっと入って来ません。
 日本語の場合は、XYZ社を擬人化した主語とするのが普通の表現です。

 (1)借入能力がないので、XYZ社は新規事業に投資できない。

 この日本語の文章だと、読んだときに意味が頭の中にすっと入ってきます
 ね。

 ほかにも抽象概念が使役動詞を使って対象に働きかけていることを想定し
 た疑問文が日常英会話でよく使われています。

 (2)What brought you to Japan at this time?
 (3)What's keeping you busy these days.
 (4)What's making you so sad?

 これらの質問に対して文字通りに答えるならば、
 (5)An important business opportunity brought me to Japan.
 (6)My love of work keeps me busy everyday.
 (7)Unexpected bad news is making me very sad.

 などとなります。このように英語は、opportunityとかloveとかnewsとい
 った抽象名詞までもが、主語として対象(上記の英文の場合“you”)に使
 役動詞(上記の場合bring, keep, make)を使って働きかけることができる
 言語なのですね。

 日本語の場合、英語とは異なり、

 ・機会があなたを日本に連れてきたり
 ・仕事に対する愛情があなたを忙しくしたり
 ・知らせがあなたを悲しくさせたり

 ――という言い方はしません。「機会や仕事や知らせが何らかの意図を持
 ってあなたに働きかけているように伝わってくるけれど、見えざる意図が
 特に働いているわけではないでしょ?」というのが、上の文章に対して違
 和感を感じる原因の一つのようにメルマガ筆者は感じます。

 ・機会があったので、あなたが日本に来たり
 ・あなたが仕事“命”なので忙しくしていたり
 ・知らせを聞いてあなたが悲しくなったり
 ――という表現が普通でしょう。どの日本語も概ね、主語として人称名詞
 です。

 ◆英語は、物質名詞主語が何かを“所有する” 
  日本語の主語の使い方と異なるもう一つが、英語では物質名詞主語が何
  かを“所有する”という言い方をする点です。これも、同書から具体的
  な英文で説明します。

 (8)This house has three bed rooms.
 (9)This room has two windows.
 (10)This chair has four legs.

 日本語であれば、上記の文章はそれぞれ、

 ・この家には、寝室が3つある。
 ・この部屋には、窓が2つある。
 ・この椅子には、脚が4つある。

 とすべて「~がある」という表現になります。高杉氏によると、日本語は、
 部分と全体の絡み合いを包括的に捉える東洋的な背景を反映しています。
 いわば自然発生的に家と同時に寝室が存在し、部屋と同時に窓が存在し、
 椅子と同時に脚が存在するという考え方です。それに対して、英語は主語
 である家が、部屋が、椅子が、それぞれ積極的に動作主として寝室や窓や
 脚に何か働きかける(上記の場合“所有する”)イメージのようです。

 いかがでしたでしょうか。
 高杉氏は、抽象名詞や抽象概念を主語として用いることによって、英語的
 な表現になるのだと言います。テキストの中だけでは少々ややこしいルー
 ルに見えますが、これを自分自身にしっかり理解を落とし込むにためには、
 これらを積極的に使ってみてはどうかというのが高杉氏のアドバイスです。
 みなさんは、英語を話したり書いたりするとき、日本語の主語とは意図的
 に変えるようなことはしていますか?
 
 ◆ソース◆
 =========================
 『英語ビジネスドキュメント・ライティングの技術』(日本経済新聞出版社)
 https://www.amazon.co.jp/dp/4532320747/
 pp.8-12
 ========================= 
実践ビジネス英語講座
講座紹介CM
▼実践ビジネス英語講座▼

▼BBTオンライン英会話▼
メルマガ購読する!
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

About Kenichi Ohmae
Facebook
Twitter
  • ライブドアブログ