【Vol.143】英語プレゼンの「論理パターン」必勝術!

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 皆さんは普段、日本語でプレゼンテーションやスピーチをするとき、事前に
 どのような準備をしておきますか?出たトコ勝負、無計画なままぶっつけ本
 番で臨みますか?もしかすると、失敗に終わってしまって「話し漏れがあった」
 とか「準備しておけばよかった」と後悔した経験をお持ちの方もいるかもしれま
 せん。話し慣れていない人の場合、論理的にまとまったプレゼンやスピーチを行う
 のは日本語でも気が重いはずです。増してや、英語で行わなければならないとした
 ら――自信を持って“英語で”要点をうまく相手に伝えることができるでしょうか。
 今回のコラムでは、英語を使ったプレゼンやスピーチについて解説しましょう。

 英語のプレゼンやスピーチを成功させる秘訣は果たしてあるのか…という疑問に、
 東進ハイスクールで英語を教えている人気講師の安河内哲也氏は、『1日30分で、
 英語が話せる!「4つの習慣」勉強』(フォレスト出版)という書籍の中で、英語
 によるプレゼンテーションやスピーチする際の簡単な秘訣を披露しています。
 英語だけでなく、日本語にもあてはまる秘訣です。知っておいて損はありません。

 秘訣と言っても割と単純で、「論理パターン」というべき基本構造に、プレゼン
 テーションやスピーチの内容をただ当てはめるだけで使えるようになります。
 では、「論理パターン」はどのような構造をしているでしょうか。同書による
 と次の通りです。

 【論理パターン】
 “1.主張(I prefer, I think, I consider, In my opinion など)
 2.理由1(That's because, One reason is など)
 3.具体例1(For example, For instance など)
 4.理由2(The second reason is, An another reason is など)
 5.具体例2(For example, For instance など)
 6.結論(主張を繰り返す)(All in all, So ,In conclusion など)
 7.締めのあいさつ(Thank you very much. など)”

 1.から見ていくと、まず冒頭で自分の主張を「私は~だと考える」と言う具
 合に述べます。続いて「なぜならば~」とそう考える理由とその裏付けとなる
 具体例をセットで紹介します(「2.と3.」「4.と5.」のセット)。
 理由と具体例のセットは最低でも2セットから3セットは列挙できるように
 あらかじめ用意しておきます。最後に、理由の具体例のセットから得ることが
 できる 結論を述べます。この結論によって、1.で述べた主張に帰着する
 ことを聴き手に納得してもらうというわけです。

 この「論理パターン」に基づいて英語で組み立てたスピーチを、上記の書籍の
 中から具体的に見てみましょう。テーマは「2種類の仕事――給料が高くて休
 みが少ない仕事と、給料が安くて休みが多い仕事――があると仮定して、どち
 らの仕事を選択するか」というものです。

 上記の【論理パターン】の文例をそのまま使ってスピーチのストーリーを次の
 ように組み立てます。
 【例】
 1.主張
 I prefer to have a job that gives me a plenty of time.
 (自分の時間が十分取れる職業を選びます)

 2.理由1
 That's because I want to spend time with my family.
 (なぜなら、家族と一緒に過ごしたいからです)

 3.具体例1
 When I was little, my father was very busy and, ….
 (というのも私が幼かった頃、父がとても忙しくて、云々)

 4.理由2
 The second reason for my choice is that I want to have time to pursue
 my hobby.
 (二つ目の理由として、趣味を追い求めたいからです)

 5.具体例2
 I love TV drama and,….
 (というのも私はTVドラマが好きで、云々)

 6.結論
 All in all, I believe….
 (結論として私は、云々)

 7.締めのあいさつ
 Thank you very much.
 (ありがとうございました)


 ■主張とその根拠の構造は、主張を頂点として根拠をピラミッド状に配置

 以上、個人的なスピーチの例で「論理パターン」を説明しました。
 「論理パターン」はスピーチだけでなく、プレゼンテーションでも基本的には
 同じです。もっと強力に説得力を増そうと思えば、そう考える根拠の対象範囲
 を、家族、趣味から友人、ペット、旅行などに広げれば良いだけです。「なる
 ほど、分かりやすい」と納得してもらうべく具体例を持ち出して説明します。

 また、自分の個人的な理由だけでなく、親や親せき、先輩や同僚、友人といっ
 た他人が給料よりも休みを重視しているという例、さらには第三者である宗教
 家や専門家や有名人や統計データの権威を借りると、客観的にもっと自分の主
 張に説得力が増すことができます。例えば、「医学的に、あまり長時間労働し
 ないほうが長生きできる」とか「仕事人間よりも、趣味人間のほうが老後を幸
 福と感じる」という事実関係が存在するとします(これらの“根拠”は、事実
 の裏付けを取っていない架空の話なので、実際に根拠とするには事実関係を確
 認する必要があります)。そのような事実関係を根拠にできるのであれば、
 「自分の好み」について主張するのにとどまらず、「みんなも休みが多い仕事
 を選ぶべき」という主張をしても、聞く耳を持ってもらえるようになります。

 主張や結論を根拠で支える「論理パターン」の構造を図示化すると、主張や結
 論を頂点にしてそれを支える根拠が裾野のように広がるピラミッドに似た構造
 をしています。ピラミッド構造が実際にどのような形をしているかは、例えば
 末尾の◆ソース◆の「2」のURLをご覧ください。

 このように、「論理パターン」は、主張を頂点として根拠で土台を支えるピラ
 ミッド構造さえ頭の中でイメージできていればシンプルな英語で聴き手を納得
 させることができる便利な方法です。

 皆さんも、「論理パターン」の言い回しを英語で覚えて、明日からスピーチや
 プレゼンテーションに試してみませんか?


 ◆ソース◆
 ============================================
 1.1日30分で、英語が話せる!「4つの習慣」勉強法
 http://www.amazon.co.jp/dp/4894515040
 pp.130-134

 2.プレゼンをすっきりと見せるピラミッド型の論述
 http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1204/26/news071.html
 ============================================ 

【Vol.142】外国人の部下をヒーロー・インタビューする

※本メルマガバックナンバーのコラムは、大前研一が自らが執筆・発行しているものではなく、
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 皆さんは、「ピグマリオン効果」という言葉を今までに聞いたことがあるで
 しょうか。対日本人、対外国人の場合であっても、マネージャーになったら
 ぜひ知っておいて欲しい心理的効果です。どんな心理的効果なのかを今回の
 メルマガでは紹介します。

 「ピグマリオン」という名前は、ギリシャ神話を収録した古代ローマの『変
 身物語』(あるいは『転身物語』ということもある)に登場する王様の名前です。
 ピュグマリオン王が女性の彫像に恋焦がれ、王の願いに応えたアプロディテ神
 がその女性の彫像を人間化したと言う伝説に由来します。「彫像でも好きに
 なれば思いが通じて人間になる」というお話です。

 マネージャーをピュグマリオン王、部下を女性の彫像に例えて「ピグマリオ
 ン効果」と呼んでいます。強い期待を与えられた人間は、期待に応えようと努力
 をし、ついには成果に結びつくということが心理学の世界で知られており、上
 記の物語から「ピグマリオン効果」と名付けられたわけです。

 マネージャーと部下の関係でピグマリオン効果をもう少し詳しく説明すると
 1~4のようになります。

 “1.マネージャーが部下に何を期待し、またどのように扱うかによって、部下の
   業績と将来の昇進がほとんど決まってしまう。
 2.優れたマネージャーの特徴とは「高い業績を達成できる」という期待を部下
   に抱かせる能力のことである。
 3.無能なマネージャーは、このような期待を植えつけることができず、その
   結果、部下の生産性も向上しない。
 4.部下は部下で、自分に期待されていると感じることしかやらない傾向が強い。”

 (出所)“ピグマリオンマネジメント”、J.Sterling Livingston、『【新版】
 動機づける力―モチベーションの理論と実践 (Harvard Business Review
  Anthology)』、ダイヤモンド社

 いかがでしょうか。マネージャーの立場としてだけでなく、若い時に部下として
 マネージャーに仕えた時の立場からも、1~4に思い当たるフシがあるのではな
 いでしょうか。だとすれば、1~4を逆手にとって、ピグマリオン効果を使わない
 手はありません。

 みなさんがマネージャーとして仮に海外の勤務地に新しく赴任するとします
 (国内でも同じことですが)。外国人の部下と良い人間関係を築きたい考える
 としたら、相手を知ろうとすることから始めるはずです。部下の持ち味や強み
 を良く知り、可能性を引き出すためにはどうしたら良いと皆さんは考えますか?
 人事データベースを社内に整備している会社もあるでしょう。それを読めばい
 いのかもしれません。しかしながら、人事データベースに書ける紙幅には限度
 があります。その人らしさまでは人事データベースには書かれてはいないでしょ
 う。書かれていない部分を聞き出してあげることが大事です。

 相手のことをよりよく知るためには、コーチング・ツールを用いたコミュニケ―
 ションが有効です。

 ■コーチングに魔法は存在しないが、ヒーロー・インタビューは“準・魔法” 

 日本におけるコーチングの第一人者である本間正人氏が、著書『今すぐできる!
 英語deコーチング』(日本経済出版社)の中で提案しているコーチングのツー
 ルがあります。“ヒーロー・インタビュー”というツールがそれです。「コー
 チングに魔法はない」のだと本間氏は著書の中で諭していますが、ヒーロー・
 インタビューだけは特別扱いしており「準・魔法」と位置付けています。副作
 用もほとんどないと本間氏がイチオシするヒーロー・インタビューとはどのよう
 なコーチング・ツールなのでしょうか?ヒーロー・インタビューとそのやり方を
 上記の書籍から紹介したいと思います。

 ヒーロー・インタビューと聞いてまず思い浮かべるのは、プロ野球でしょう。
 野球の試合後に、勝ちチームの中からその試合で最も活躍した選手を選び、グ
 ラウンドに設けたお立ち台に立ってもらい、選手に向けて行うのがヒーロー・
 インタビューですね。本間氏の提案は、このヒーロー・インタビューを新しい
 勤務地に赴任した後になるべく早く、部下全員ひとりひとりに対して行うという
 ものです。

 ヒーロー・インタビューでは、これまでの仕事の中で活躍した話を好きなだけ
 語ってもらいます。だれでも活躍した経験はありますよね。マネージャーはそれ
 をしっかりと聴いて受け止めます。その時にマネージャーが気をつけなければな
 らないのは「それくらいのことで自惚れるんじゃない」というような上から目線
 のスタンスで聴いてはいけないということだけです。当たり前のことですね。

 本間氏によると、ヒーロー・インタビューを受けた人はとても元気になります。
 ヒーロー・インタビューを受けることにより「あのときはがんばった」「一生懸
 命やった」ということが、映像として頭の中に鮮明にイメージが蘇ってくるから
 です。「がんばったな」と思い出すだけでも元気になれます。

 日本語を使って日本人の部下に対してなら、野球中継のアナウンサーのノリで
 何とかヒーロー・インタビューできそうですね。では、英語ではどのようにヒーロ
 ー・インタビューをしたら良いのでしょうか。本間氏の同著書の中で、以下のよ
 うに質問すると良いと書いてあります。決まり文句として覚えてしまうのがいい
 でしょう。「いつ」「どんな」「どのように」といった具合に5W1Hに沿った質問を
 してゆけばいいわけですね。


 “When did you feel happiest in your work?
 これまでの仕事の中で一番うれしいと感じたのは、どんなときですか?

 What was the most memorable project that you worked on?
 もっとも記憶に残るプロジェクトは何ですか? 

 How did you feel when you completed?
 終わった時はどのような気持ちでしたか?

 What difficulties did you have to overcome?
 どんな困難を乗り越えなければならなかったのですか?

 Can you explain the steps you took?
 どのような段階を踏んだのかを説明してくれますか?”


 外国人の部下と良い人間関係を築こうとしても、組織の中ではマネージャーと
 部下の間という表面的なコミュニケーションになってしまいがちです。マネー
 ジャーや部下というポジション抜きに、心と心が通い合うコミュニケーションが
 必要になります。心と心が通い合うコミュニケーション作りのきっかけにヒーロー
 ・インタビューは効果的です。

 さて、皆さんも、明日からヒーロー・インタビューを試してみませんか?


 ◆ソース◆
 ============================================
 1.今すぐできる!英語deコーチング 
   部下を育てる基本スキルと英語表現/本間正人
 http://books.rakuten.co.jp/rb/11933592/
 pp.32-35

 2.ビジネス基礎講座 新・組織論再入門 11のピグマリオン効果に関する説明
 http://www.bbt757.com/servlet/content/14313.html
 ============================================ 

第5回 「実践ビジネス英語講座」の講師陣ピックアップ特集/青野 仲達


 ┏┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ╂┛                            
 ┃ 【 今週の講師 】 青野 仲達/Aono Chutatsu
 ┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                    
 ┃  第5回目: 「的確・簡潔・鮮明」に伝えるための方法
 ┃                           
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 本ビジネス英語講座が、他に類のない講座である理由 ――
  
 それは、大前研一をはじめグローバルビジネスの第一線で活躍する実業家、
 研究者たちが講師に名を連ねている点です。

 ビジネスで「結果を出す英語」を身につけるのなら、
 単に「英語の先生」に教わるのではなく、グローバルビジネスの現場を
 知っている、「リアル」な相手から教わるべきだと、私たちは考えます。
 
 英語を使ってビジネスをどのように展開し、人を説得し動かすのかなど、
 「結果を出す」ための英語コミュニケーションを経験知をもって指導できる
 講師だけにこだわりました。今回はそんな講師紹介、第5回目です。


 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    青野 仲達/Aono Chutatsu Profile
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授。ブルーフィールド株式会社
 代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、外資系金融
 企業を経て、ハーバード大学経営大学院(Harvard Business School)にて
 MBAを取得。その後、グローバルIT企業の新規事業立ち上げ、多国籍ベン
 チャー企業の創設に携わり、2004年に株式会社GABA(Gabaマンツーマン
 英会話)を設立、代表取締役社長として2006年に東証マザーズ上場。
 現在は、英語公用語化を推進する著名アパレル企業の英語研修プログラムを
 プロデュースするなど、大学の授業や企業向け研修を通じて、グローバル時代
 を生き抜くための英語習得法を指導している。著書に『MBA式英語習得法』
 (PHP研究所)、『リーダーになる人の英語力』(かんき出版)がある

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 ▼ 講師からのメッセージ抜粋
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ― 仕事で英語を使うということは、グローバル社会におけるリーダー
 シップに直結しています。ビジネス英語は「世界中のどこに行っても、
 誰よりも雄弁に、自分の考えを伝える」ための道具。そのカギは
 「Logical/Simple/Vivid(的確・簡潔・鮮明)」です。この講義では、
 英語で自分の考えを「的確・簡潔・鮮明」に伝えるための方法を伝授
 します。ここからグローバル・リーダーへの第一歩を踏み出して下さい。

 ★続きはこちらから ⇒ http://goo.gl/3TFDDF

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    青野 仲達が伝授!オススメ担当科目 Pick Up!
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┌──────────────────────────────────
├● English Learning Foundation(初級コース)
└──────────────────────────────────
 仕事で英語を使うために必要な「マインドセット=心構え」と
 「フレームワーク=枠組み」を習得します。世界中のどこに行っても、
 誰よりも雄弁に、英語で自分の考えを伝えることができるようになる
 ための基礎を身に付けましょう。

 ★レッスンを見てみる ⇒ http://goo.gl/KUzLxf


 ━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━
 ▼ 青野 仲達講師について詳しく見たい方はこちらから!
 ━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━-━

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 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    【 次回の講師 】Next Week's Lecturer
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     第6回目: 狩野みき/Kano Miki
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

 本講座では、世界のビジネスリーダーでもある講師陣から、
 他では学べない数々の経験談やノウハウの詰まった授業を、
 「実践ビジネス英語講座」の受講生のためだけに展開。
 あなたがグローバル・ビジネスで結果を出すための一歩を導きます。

 ―― 次回の講師紹介もお楽しみに!


 ※バックナンバーはコチラ ⇒ http://goo.gl/slUhiq

 

【Vol.139】潜入レポ!グローバルリーダーシップセミナー

※本メルマガバックナンバーのコラムは、大前研一が自らが執筆・発行しているものではなく、
 本講座の専属ライターにてお届けさせていただいております。

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 10月23日(木)、実践ビジネス英語講座(PEGL)では、グローバルリーダーシップを
 テーマに、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社 社長の
 ロッシェル・カップ氏を迎え、特別セミナー【~文化の違いを超えるコミュニ
 ケーション力を身につけるには~】を開催し、約90名が参加いたしました。

 セミナーは、海外の異文化の中で、どの様にコミュニケーションスタイルを取れ
 ば良いのかについて、ケーススタディ/診断テスト/グループディスカッション
 を交えて進められました。今回は、セミナー内容の一部をご紹介します。

 ロッシェル氏は、米国で駐在するビジネスマン向けに、異文化トレーニングを
 実施していますが、そこで学ぶのは、母国と相手国の文化は、一般論で語れるも
 のではなく、日本/米国/中国のそれぞれの中でも、多様性を持っているという
 点です。

 まずは、あるスケールを示しました。横軸の左側はリスク回避の傾向が強く、右
 側はリスク志向の傾向が強い事を示します。日本は左側、米国は右側に位置しま
 すが、その正規曲線カーブは日本は山が急峻でばらつきが少なく、米国は山がな
 だらかで多様性がある事を示しています。つまり、どの部分の価値観が良いか悪
 いかではなく、それぞれを認め、自分のやり方を調整する方が良いのです。

 セミナーでは、開始早々、グループディスカションとして、「外国人とのコミュ
 ニケーションで苦労した点」について挙げてもらい、各人に「文化的傾向の自己
 診断テスト」を実施してもらいました。

 ケーススタディでは、「フランス人女性が、一緒に働いている日本人から、突然
 話しかけられるのを止められてしまった」というシーンを元に、日本人が会話を
 止めた理由について考えられる仮説をリストアップし、「このフランス人女性は
 どうすべきであったか?」について考えます。さらに、「中国人社員に、中国語・
 英語・日本語の説明書の翻訳を依頼したものの、締め切りが来ても提出されない」
 というシーンでは、「中国人社員がそれでも依頼した際に“出来る”と言った理
 由は何だったのか」、「この時、日本人はどうすべきであったか」を考えました。

 解説では、最初とは別のスケールを示し、横軸の左側は、事実をオープンにして、
 物事をストレートに言い、ディベート好きの傾向が強い事を示し、横軸の右側は、
 メンツにこだわり、メンツをつぶす事を言わない傾向が強く、言う場合であって
 も控えめにソフトに反対意見も言わない傾向が強いと解説しました。つまり、
 「左文化」では摩擦を生じさせようとし、「右文化」では衝突を避けようとする
 のです。

     フランス   米国   英国 インド 日本 東南アジア/南米各国
 <---------------------------------------------------------------------->
  【オープン/対立OK/直接的】             【対立回避/間接的】 

 このスケールに各国を当てはめると、左文化には、ストレートな言い方にソフト
 な言い回しを入れて話す「米国人」が来て、その次にソフトな言い方の「英国人」
 が来て、その次にストレートで控えめな言い方をミックスした「インド人」が来て、
 次に「日本人」が来ます。さらに日本よりも右側には、間接的な文化を持つ「東南
 アジア各国」や、「南米各国」が来ます。(上記の図や解説は、セミナーで使用し
 た中から特定の国に絞って簡易化しています)

 つまり、欧米人から見ると日本人は右文化に位置しているので穏やかに感じ、
 日本人は欧米人に対し強い言い方を感じます。逆に、日本人より右文化の人から
 日本人を見ると、日本人は左文化に位置するので、言い方が強いと感じるのです。
 要するに、どの位置との比較なのかが鍵を握るのです。つまり、どの国を相手に
 しているか気にすべきであり、フレキシブルな対応が求められるのです。

 さて、右文化に位置する日本では、「臭い物にフタをする」、「言わぬが花」と言
 われる様に、ストレートに言うと、人を尊敬しないニュアンスを伴うので、言い
 方に注意するものです。しかし、左文化に位置する国では、ストレートに物事を
 言っても、そういったニュアンスは伴いません。

 しかし例外もあります。ある米国企業からセミナーにやってきた米国人が、質問
 してきました。「会社の顧客が日本人で、商品に問題があって、日本人からクレー
 ムを受ける事になったのです。日本人は丁寧で、物静かだと聞いていたのに、ど
 なって怒られた事にショックでした。なぜ、あんなに怒るのでしょうか?」日本
 では、仕事の結果がマッチしないと、こうした事が起きるという例外です。

 左文化では、言葉によるフィードバックが必要で、上司に期待されているスキル
 です。米国では、自分の考えを正直に言うのを奨励していますが、同時に、ソフ
 トに丁寧に言う事も求められます。

 もしも、右文化の人との調整が発生する場合、人前で間違いや意見の違いを指摘
 するのを好まないので、1対1で対面して他の人に聞かれない様にし、言い方やトー
 ンに気をつけて、メンツを傷付けない様にする配慮が必要です。

 また、右文化の人は、左文化の人からの意見の押付けに対し、「OK!」と言うも
 のの、内心では賛成しない、別のアイデアを持っている事がよくあります。右文
 化の人はこうした事を言わないので、左文化の人が見過ごしてしまう事がありま
 す。この文化の違いによって、重要な情報を知らないまま、失敗してしまった事
 例もあります。

 日本人よりも右文化にある国には、東南アジア、南米、中国がありますが、一方
 的に押し付けない様にする事が重要です。また、米国よりも左文化の国には、フ
 ランスがありますが、米国人ですらフランス人が、なぜディベートしたがるのか
 不思議に思っており、文化の違いを知り、自分に対する攻撃では無いと知る事が
 重要です。

 続くグループディスカッションでは、日本人上司と米国人部下のコミュニケー
 ションエラーによって生じた誤解から、どの様にすれば良かったのか考えてもら
 いました。会話は、米国人部下が提案した内容に対し、日本人上司が難しいと返
 事をしたものの、米国人部下がチャレンジすべしと解釈して取り組んだというケー
 スです。

 そこで確認されたのは、双方の浅い会話から誤解が生じている事から、2~3回の
 やりとりで互いの認識を確認する事が必要という事です。この様な言いにくい事
 に対しては、ハンバーガー的に、ソフトとハードな内容を両方取り入れて言うと
 スムーズに話が出来ます。

 最初は「バンズ」部分で、ここはソフトに、部下の提案に対してお礼と、提案自
 体は良い事である旨を伝えます。続いては「ピクルス」と「肉」部分で、今回は
 残念ながら実施できない事をはっきりと伝えます。次に「トマト」「レタス」部
 分で、実施できない理由と背景を説明します。最後に「バンズ」で、ソフトに良
 い展開になる様に、ポジティブな言い方で終わらせます。

 こうして、自分の考えをもっと多くの言葉を使い、細かく伝えるスキルを磨く努
 力が、異文化環境でリーダーシップを発揮する上ではとても重要なのです。

 グループディスカッションでは活発な発言と、最後には質疑応答があり、約2時
 間半のセミナーは盛況のうちに終わりました。

 実践ビジネス英語講座(PEGL)では、今後もこうしたセミナー等のイベント開催
 を企画して参りますので、どうぞご期待下さい。 

【Vol.132】【潜入レポート】狩野みき講師「世界のエリートが学んできた 自分の考えを「伝える力」の授業」セミナー

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 8月23日(土)、実践ビジネス英語講座(PEGL)受講者に向けて、初級コース/上級
 コース講師でお馴染みの 狩野 みき講師 による特別セミナーを開催しました。

 前週号では映像プレゼントとして約10分程度のセミナー動画をお届けしましたが、
 今回は、セミナーレポートと称し、内容の一部をご紹介しましょう。

 約50名が参加した今回のセミナーは、狩野氏の著書【世界のエリートが学んでき
 た自分の考えを「伝える力」の授業】を題材に、特別構成された内容でした。
 狩野氏は、中高時代にドイツのブリティッシュ・スクールで過ごし、帰国後は、
 グローバルな観点からビジネスマンに向けた著書や講師として活躍しています。

 狩野氏は、米国駐在員から、「日本流の会議が欧米で通用しない」、「どうや
 って議論に入って行けば良いのか分からない」、「意見や質問をしたくても発言
 できない」、ひいては存在感が薄くなるといった悩みを多く耳にしてきたと言い
 ます。

 それらには、相手にきちんと「伝える」という事が必要になってきます。では、
 そもそも「伝える」とは、どういう事でしょうか?

 それは、自分が伝えようとする何かを理解した上で、分かりやすく相手に伝え、
 相手が理解するというコミュニケーションであり、一方向ではありません。日本
 語と英語には「聞き手責任」と「話し手責任」という傾向の違いがありますが、
 ビジネスの世界では「話し手責任」が求められ、その為には、分かりやすく整理
 された情報を、的確に説明する事が求められます。

 では、上手にコミュニケーションを取る為の3つのポイントを見て行きましょう。

 1つ目は、
 「Put yourself in the listener's shoes.」
 聞き手の立場になるという点です。

 相手は誰であり、年齢・職業・バックグラウンド・知識などを考慮して、相手が
 理解してもらうには、どの様に説明すれば良いのかという点に配慮します。その
 為には、相手に馴染みのあるイメージやモチーフを使う事も大切です。

 2つ目は、
 「Involve the listener.」
 聞き手を巻き込むという点です。

 まずは聞き手が会話に入ってくる様に工夫します。特にグローバルな環境では、
 バックグラウンドが異なる人とコミュニケーションし、理解する事が鍵になりま
 す。正しい理解なしに正しい意見はありません。往々にして、双方が理解したつ
 もりになる事もあるので、本当に理解しているかどうか確認する事も必要です。
 コツとしては、常に5歳児に説明するつもりで考えるのです。

 3つ目は、
 「Be good with words.」
 適切な言葉で語り尽くすという点です。

 英語は順序を重んじる言葉であり、例えば複数の形容詞を並べるにも順序が決ま
 っています。そして、話す内容の順番は、更に重要であり、まず結論を述べてか
 ら、その後に理由を述べます。

 ではここで、英語の順序を確認しておきましょう。形容詞を複数使う場合、以下
 の順序となります。

 (1) 判断や心的態度 (judgment/attitude)
 (2) サイズや高さ (size/length/height)
 (3) 色 (color)           
 (4) 起源や由来 (origin(from where/when))
 (5) 素材や材料 (material)
 (6) 最後に目的 (purpose) 

 (例) ill-planned large building project
 (例) beautiful black Japanease silk sleeping wear

 続いて、見解を述べる際、要素の順序としては、以下の様になります。

 (1) 結論 (conclusion)
 (2) 理由 (reason)
 (3) 背景 (background)
 (4) 追加情報 (additional info)

 相手に、違和感なく理解してもらうには、こうした英語の順序についてのルール
 に従う事も重要です。

 さて、日本人はストーリーをコンパクトにまとめ過ぎて、臨場感抜きで語る傾向
 があります。よく見られる例として、「●●は楽しかったです。」と話し手の判
 断で終わる日本的な言い方があります。しかし、どうしてそういう判断に至った
 のかという具体的なストーリーが無いと、相手に伝わらず聞き手を巻き込む事が
 出来ません。

 そこで、ストーリーをきちんと構成するには、ストーリーを4コマ漫画にしてみる
 事を勧めています。4コマ漫画は、4段落で確実に筋が展開していくので、これを
 骨組みとしてストーリーを構成すると、テンポある展開が作れます。漫画を実際
 に描く際は、出来るだけ情景説明を入れずに、セリフや擬態語等を使って筋が分
 かる様に描いて行きます。

 今回のセミナーでは、簡単な4コマ漫画を使って、具体的なストーリーを作る演習
 をやってみました。漫画には、どのコマにオチが来るのか意識して、説明文では
 なくセリフを入れて行きます。実際に、数名の聴講生がその場で作ったストーリー
 を紹介しました。中には、落語の様なストーリーとオチを考えた聴講生もおり、
 会場を盛り上げました。

 この様に、ストーリーをセリフベースで語るのがグローバル流ですが、お馴染みの
 「TED Talks」でもセリフベースで語られている事に気付くでしょう。そして、
 ストーリーを語るには、つかみと、状況をイメージできる様、背景を丁寧に説明
 する事が大切です。

 さらにセミナーでは、イラストを使って、具体的に描写する演習をやってみまし
 た。描写するには、面白いイントロダクションを意識して、描写対象について大
 体のイメージをつかんでもらう様にします。描写するには、大きいところから小
 さなところへ、上から下へ、右から左へ、といった具合に順番良くに描写する
 「スキャナー・ルール」も参考になるでしょう。

 今回のセミナーでは、顔のイラストを使って、具体的に描写する演習をやり、実
 際に数名の聴講生がその場で描写した内容を紹介しました。

 こうして、予定の2時間を大幅に超えた2時間半のセミナーは盛況のうちに終わり、
 セミナー後、狩野講師を交えての懇親会へと続きました。

 実践ビジネス英語講座(PEGL)では、今後もこうしたセミナー等のイベント開催を
 企画して参りますので、どうぞご期待下さい。



 ◆ソース◆
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 http://www.amazon.co.jp/dp/453405193X
 ・Amazon
 【自分の考えを「伝える力」の授業】
 狩野 みき(著)
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