メルマガバックナンバーのコラムは、大前研一が自らが執筆・発行しているものではなく、

本講座の専属ライターにてお届けさせていただいております。

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┃週刊メールマガジン
┃「グローバルリーダーへの道」
┃2018/03/08 号
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今号のメルマガは、行動や返事を催促したいときの表現や、相手が
忘れてしまわないようにリマインド(思い出させるための注意)したい
ときの表現についてです。書籍『品格のある英語は武器になる』
(宝島社)から紹介します。さっそく、避けたほうが良い《NG表現》を
最初に、その後、それに対する丁寧で品のあるプロフェッショナルな
英語の使い方を紹介する順番でみていきましょう。

(1)行動や返事を催促したいときの英語表現
《NG表現》
Do this ASAP.
(Do this as soon as possible.)
「早くしてください」
Please reply as soon as possible.
「なるべく早く返事をください」

Do this ASAP.だと直接的すぎて《NG表現》であることは理解できる
ような気がします。“Please…”を使えば、丁寧に催促している
印象がありますが、同書では《NG表現》としています。特に、すべての
お願いごとをワンパターンで“Please…”という言い回しで言って
しまうと、形式的で一方的に聞こえるのだと同書では述べています。

Could you let us know as soon as possible?
「できるだけ早くお知らせいただけますか?」
上の表現は簡潔で良さそうな気がしますが、もうひと押し「申し訳
ないですが」という気持ちを伝える言葉が加わると、より良いのだと
同書では述べています。そこで効果的なのが下で説明する
“クッション言葉”です。

急いで欲しい(緊急度の高い)お願いをするときや、相手の負担になると
分かっていながら依頼しなければならないときは、“クッション言葉”
というものを使って表現をやわらげます。

《相手を気遣う「催促」の仕方》
We would appreciate your reply at your earliest convenience.
「できるだけ早くお返事をいただけるとありがたいです」

「依頼に応えていただけると助かる」というニュアンスを出したい
とき、“クッション言葉”になる言い回しが、以下です。
I (We) would appreciate…
「~していただけるとありがたいです」

ほかの例文も見てみましょう。

[例文1]We would appreciate your feed back on this product.
「この商品に対するフィードバックをいただけるとありがたいです」

[例文2]I would appreciate your prompt response.
「すぐに返事をいただけますと幸いです」

いつもワンパターンでI (We) would appreciate…ばかりを使いたくない
場合は、以下のような似た表現があります。
I (We) would appreciate…は便利なクッション言葉なのですが、
いつも同じではなく、以下の表現もときどきは交えて使うと良さそうですね。

Would you please get back to us at your earliest convenience?
「できるだけ早くお返事をいただけますか」

I'm sorry to rush you, but would you please get back to me at 
your earliest convenience.
「急がせてしまって申し訳ないのですが、なるべく早く返事を
いただけますでしょうか」


(2)リマインドしたいときの英語表現
《NG表現》
Can you reply ASAP?
「すぐに返事をもらえませんが?」
I didn’t get your reply yet. Please respond ASAP.
「まだ返事をもらっていません。早く送ってください」

上の2番目の表現は“Please”と言いながらも、かなり直接的な表現
なので同書によると《NG表現》です。

What is the status on…
「~の状況・進捗はどうですか」

上記も直接的すぎて相手にプレッシャーを与えます。

リマインダー(思い出してもらうための注意)のメールを送るときも、
タイミングや伝え方などに大変気を遣います。相手にプレッシャーを
かけずに催促するには以下の表現が便利です。

《仕事を円滑に進めるリマインドの仕方》
I'd just like to follow up on this request.
「私がお願いした件の進捗状況を確認させていただきたく思っております」
If you require further information, please let me know.
「もしさらに情報が必要でしたら、お知らせください」

I'd just like to follow up on this request.は、返事をくれない
相手を責めるのではなく、「自分が確認したい」という表現で、
やんわりと返事や行動を促すことができる便利なフレーズです。また、

I'm sorry if I missed something in the interim.
「もしこちらが前回の連絡からの間に見落としがありましたら
申し訳ありません」
と付け加えると、返事をもらった可能性はあるが、確かではない
ことが伝わります。

I'd just like to follow up on… 
「~の件について確認させてください」「状況を確認させて
いただきたいのですが」
を使ったほかの例文も見てみましょう。

[例文1]I'd just like to follow up on my email dated November.2nd.
「11月2日にお送りしたメールについて、確認させていただきたいと思います」

[例文2]I'd just like to follow up regarding your 
budget plan for the period of Apr.1-Aug.31.
「4月1日~8月31日までの予算計画について確認させていただきたいです」

また、以下の表現もよく目にします。
Please feel free to let us know if you have any questions.
「何かご不明な点などありましたら、お気軽にお聞かせください」
このような趣旨の文を加えると、なお丁寧になります。

いかがでしたでしょうか。
英語は直接的なイメージがありますが、そのイメージとは裏腹に、
実際はかなりオブラートに包んだデリケート言い方がたくさんあります。
みなさんは、行動や返事を催促したいときやリマインドしたいとき、
どのような英語で表現していましたか?


◆ソース◆
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『品格のある英語は武器になる』(宝島社)
https://www.amazon.co.jp/dp/4800278546/
pp.36-39 
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