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今号のメルマガは、パソコンやスマホに関連して使う、便利や「新語」についてです。書籍『日本人が勘違いしているカタカナ英語120』(中公新書ラクレ)から紹介します。

(1)ググる
「インターネットで検索する」(look it up on the Internet)と言わずに、「ググる」という動詞が、日本では幅広い層で使われるようになっています。googleを検索サイトとして使っていないとしても、「ググる」という動詞が使われます。

英語でも、日本語と同様に、googleという固有名詞がそのまま動詞として使われ、そのような使い方が世界中に広まっています。

動詞として使用する場合は、小文字(google)で表記します。

【例文】
If you want to know some information about something, you can always google it.
(何かについて情報が欲しければ、とにかくググればいいんだよ)

I don't know where the restaurant is, but I can google it.
(そのレストランの場所がわからないので、いまググってみます)

(2)メールする
日本語では、パソコンの電子メールであろうが、ケータイのメールだろうが、全部「メール」で通しますが、英語ではパソコンとケータイを区別しています。まず、パソコンに電子メールを送る場合、e-mailという動詞を使って、以下の【例文】のように言い表します。

【例文】
I'll e-mail you.
I'll send you an e-mail.
(パソコンにメールを送るよ)

上記の【例文】のように“e-mail”は動詞でも名詞でもどちらでも使えます。

次に、「ケータイメール」です。英語では“text”と言います。“e-mail”の時と同様、動詞でも名詞でも使えることは「ケータイメール」(text)にも当てはまります。

I'll text you.
I'll send you a text.
(ケータイにメールするね)

もともとは、text messageと言っていましたが、「text messageは長すぎる」というわけで、短く“text”というようになりました。

【例文】
You shouldn't text and drive.
(運転しながらケータイメールをしてはダメですよ)

I just got a text from Andy.
(アンディからいまケータイメールが来た)

もう一つ「インスタント・メッセージ(instant message)」というものがありますが、頭文字をとってIM(アイエム)と英語では言って
います。

【例文】
I was IMing my sister when the earthquake hit.
(地震が発生したとき、姉とインスタント・メッセージを送りあっていた)

(3)LINEする
「LINEする」は英語でどのように言ったら良いのでしょうか。

【例文】
I'll LINE you later.
(あとでラインする)

ネイティブ・スピーカーはこのようにLINEを動詞化して用います。LINEの表記を大文字にするのが一般的です。相手がLINEをやっているかどうかを知りたい場合は、以下のように聞きます。

【例文】
Do you use LINE?
Do you have LINE?
(LINE、やってる?)

What's your LINE ID?
(ラインのIDを教えて)

(4)(SNS上で)〇〇を友人リストに追加する
「SNS上で〇〇を友人リストに追加する」を英語で言うとき、日本人の多くは例えば以下のように言うでしょう。

【例文】
I added John Simon to the list.
(ジョン・サイモンの名をリストに追加した)

文法的に正しく、伝わるでしょう。ネイティブ・スピーカーはfriendを動詞として用いる傾向があります。

【例文】
Can I friend you on Facebook?
(Facebookで“友だち”に加えてもいい?)

A lot of people from my old job have friended me.
(昔の職場の人たちがたくさん「友だち」になってくれた)

逆に、「SNSの『友だちリスト』から〇〇を削除する」は、“unfriended”や“defriend”という動詞を使います。

【例文】
We had terrible fight and I unfriended him on Face book.
(マジなケンカだったので、彼をFacebookの「友だちリスト」から外しちゃった)

How can I defriend my ex-boyfriend?
(元カレを友だちリストから外したいのだけれど、どうやったらいいの?)

(5)「メル友」や「チャット友」や「ネット友だち」
ネット上で知り合った、直接会ったことのない「メル友」や「ネット友だち」のことを米国人たちは以下のように言います。

An e-friend
An e-mail friend
A cyber friend
A virtual friend
An online friend

friendのところをbuddy(仲間)や、pal(仲良し)で代用することもあります。

【例文】
I usually chat with e-friends at night before I go to bed.
(寝る前に、チャット友とよくおしゃべりします)

Thank you to all of my online friends. I hope to meet you all someday!
(ネット友だちのみなさん、ありがとう。いつかみなさんにお会いしたいです)

「ネットいじめ」のことはcyberbullyingと呼んでいます。

【例文】
The government is debating the introduction of a law to control cyberbullying.
(政府は「ネットいじめ」を取り締まる法律の導入に関して議論している)
(6) アプリ
英語では「application (software)」と言いますが、短く“app”と呼んでいます。つい、日本語の癖で「appli(アプリ)」と言いそうになってしまうことがありますが、そのような言い方には英語には
ありません。appの複数形は“apps”です。

【例文】
Q:Do you know good apps for learning English?
(英語学習のいいアプリ、知っている?)

A:Yes, I use three apps.
(うん。私は3つ使っているけれど)

いかがでしたでしょうか。
仕事やプライベートでパソコンやスマホを当たり前に使う時代になりましたが、“SNS用語”的な英語を、きちんとは教わったことがメルマガ筆者はありませんでした。難しい表現はありませんので、一度覚えてしまえば、自信を持って英語で言えるようになりますね。みなさんは“SNS用語”を英会話の中で駆使していますか?

◆ソース◆
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『日本人が勘違いしているカタカナ英語120』(中公新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4121506472
pp.12‐19
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