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今号のメルマガは、冠詞のつく名詞、つかない名詞についてです。書籍『3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる』(アルクライブラリー)から紹介します。

さっそくですが、問題を出題します。英文中の空欄( )にあてはまる冠詞(“a”または“an”、“the”)を考えてみてください。無冠詞(冠詞が入らない)の場合もあります。

【問題】
コーヒーは素晴らしい香りがします。
( )coffee has ( ) wonderful aroma.

【解答】
Coffee has a wonderful aroma.

【解説】
《無冠詞のルール》
一般的な特徴を表す際には無冠詞になります。ある特定のものに特定せず、全体をひとまとまりのものとして表すときには、冠詞はつきません(無冠詞)。日本語で言うなら「~というもの」といったニュアンスに相当します。

上の【問題】の文章の中に出てくるcoffeeは、「コーヒー一般」を指していると考えられます。上の《無冠詞のルール》にあてはまるので、冠詞は使いません。もし、「コーヒー一般」ではなく、コーヒーショップで目の前のコーヒーを指して言うとしたら、the coffee(そのコーヒー)ではなくthis coffee(このコーヒー)を使うのが適切だと、同書では述べています。

次に“a wonderful aroma”についてです。素晴らしい香りにもいろいろあります。コーヒーの香(こう)ばしい香りはその中の一つとみなして、冠詞“a”をつけます。

“aroma”は可算名詞(数えられる)です。aromaは決まった形があるわけでもなく、数えられない名詞(不可算名詞)のように思えますが、aromaは可算名詞の単数形ですので、冠詞がつきます。不可算名詞には冠詞がつきません。また、可算名詞の複数形にも冠詞はつきません。

《不可算名詞には冠詞がつかないルール》
例えば、wine, light, life(生命、人生), water, food, music, money, happiness, business, educationのほか、soccer, golfなどのスポーツも不可算名詞で、冠詞がつきません。

【例文】

Water is more important than food.
(水は食べ物よりも重要です)

Money isn't the most important thing in life.
(お金は、人生の中で最も重要なものというわけではありません)

《可算名詞の複数形には冠詞がつかないルール》
可算名詞の単数形には冠詞がつきますが、複数形には冠詞はつきません。複数形のsが単語の末尾についていればわかりやすいですが、複数扱いするときのpeople(人々)、Japanese(日本人たち)も可算名詞の複数形なので、冠詞がつきません。

【例文】

Cats are more independent than dogs.
(猫は、犬よりも独立心が強いものです)

Works of art mean different things to different people.
(芸術作品の意味は、人によって異なります)

Japanese are usually very polite.
(日本人は、一般的にとても礼儀正しいです)

いかがでしたでしょうか。
話し言葉の場合、冠詞は弱く発音するので、ごまかせてしまう場合が多いのですが、書き言葉の場合、冠詞に迷うことはないでしょうか。冠詞がつかない名詞というのはどういう名詞なのかについて基本的なルールを復習してみました。みなさんは冠詞のある、なしや、“a(an)”と“the”の使い分けに自信がありますか。


◆ソース◆
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『3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる』
(アルクライブラリー)
https://www.amazon.co.jp/dp/4757424574
pp.13-14,162-163
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【記事提供元】実践ビジネス英語講座-PEGL[ペグル]-
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