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今号のコラムは、「自分探し」から「自分創り」への意識改革をしていくことがとても重要であるという話です。

書籍は、『アイ・カンパニーの時代』(中央公論新社)から紹介します。
著者は、株式会社リクルートで要職を経て、株式会社リンクアンドモチベーションを設立された
小笹芳央氏(共著:小畑重和氏)です。

この本は、2003年初版ですが、テクノロジーの進化に伴った様々な変化に直面する今だからこそ
参考になりそうです。
本コラムの読者の中には、「自分創り」をしていく重要なピースとして「英語」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? 


◆「常に選ばれ続ける」存在になる。

著者らによると、自分自身をひとつの「株式会社」に置き換えて、その経営者になったつもりで現状分析を行い、将来を設計してみることを提案しています。

<自分の将来キャリア=アイ・カンパニーの事業ビジョン>、
<給料=アイ・カンパニーの利益>、
<上司や顧客=アイ・カンパニーの株主>、
<自分の知識やスキル=アイ・カンパニーの商品や技術力>など。

まず、自分と会社の関係を見つめ、「会社依存」から「会社活用」への転換を考えてみる。

最も重要なのは、まず個人として「自立」して、一人ひとりが、本当のプロになることだと言います。

そして、自分という個人が「誰か」から評価され、「取捨選択される」時代である。
「誰か」とは、今の会社の上司、取引先の人物、予期せぬところであなたの能力を欲しがっている「誰か」かもしれません。
「常に選ばれ続ける」存在になる、それがアイ・カンパニーをつくる目的であると述べています。

自分株式会社の視点で考えれば、今までの経験を振り返ることで自身の強みを再認識でき、
新たな自分と出会うことで「自分創り」への大きなヒントになりそうです。

これからの人生をより自分らしく幸せなものにするためにも少し違った発想を取り入れることは有用のようですね。


◆「強い会社」とは、「市場に対する適応力の高い会社」

著者らは、

<やりたいこと=モチベーション>、
<やれること=保有している力>、
<やるべきこと=環境認識>

のそれぞれが独立しているが、お互いに重なりあっている部分を見極め、できるだけ面積を広げることが経営方針になると述べています。

これからの時代を生き抜いていくためにもお互い重なる部分を広げていく「自分創り」ができれば、
社内外問わず色々なチャンスと出会えそうですね。


いかがでしたでしょうか?
2020年もスタートし、早いもので3ヶ月が過ぎました。
年始に立てた目標をすでに達成されたり、挑戦中だったりしている時期ですね。
そして、新年度の4月が始まり、新たな仕事のチャレンジを迎える今だからこそ自分株式会社の成長戦略に必要な技術力になる英語の位置付けなどを再度整理していくのもいいかもしれませんね。


-執筆者 沢 秀樹-
2017年から欧州のヘルステックカンパニーで大型医療機器ビジネスとのソリューションで価値創造に挑戦中。
SDGs Committee、Inclusion & Diversity Committeeメンバーとして活動中。
同志社大学、大学院修了。高分子化学研究室でタンパク質の研究。Bond-BBT MBA取得。
2002年から米国のヘルスケアカンパニーで10年間、2012年から日本の医療機器商社で5年間勤務し、主にブレストケアビジネスに従事。
The Climate Reality Leadership Community Memberとして活動中。

【記事提供元】実践ビジネス英語講座-PEGL[ペグル]-
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◆ソース◆
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「アイ・カンパニーの時代」(中央公論新社)
P.20-21, 33-35,
https://www.amazon.co.jp/dp/4120033740/
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